ご利用ガイド

YYデスクトップ字幕

辞書を使用する

動作確認環境(記事作成時点)

  • YYデスクトップ字幕:Ver. 3.1.5以降

概要(目的)

YYシリーズでは、音声認識結果に辞書を適用できます。
辞書を適用することで、誤認識しやすい言葉や、専門用語等を正しく表示することが可能です。

操作手順

①辞書画面を表示する¨

1. アプリを起動します。

2. 左側のメニューから本のアイコンをクリックすると、登録されている単語一覧が表示されます。

3. ユーザー辞書の画面が開かれます。

※ユーザー辞書とは、ユーザーご自身で自由に単語の登録、編集ができる辞書です。

②辞書を登録する

1. 「①辞書画面を表示する」の手順3まで進めます。

2. 新規に辞書を登録したい場合は、辞書画面にて、右上の「辞書登録」をクリックします。

3. 「登録する単語」と「登録する単語の読み」を入力し、英単語を登録する場合は「英単語として登録する」にチェックを入れます。

4. 最後に「登録する」をクリックすることで、辞書に登録されます。
(「キャンセル」をクリックすると、辞書編集画面へ戻ります。)

③単語を編集・削除する

1. 「①辞書画面を表示する」の手順3まで進めます。

2. 辞書編集画面では次の操作が可能です。

・登録されている単語の有効/無効の設定
一覧で「有効」のチェックを外すと、文字起こしで辞書は適用されません。

・登録されている単語の編集をする
鉛筆アイコン(編集)をクリックすることで、登録されている単語の編集が可能になります。

・登録されている単語を削除
ゴミ箱アイコン(削除)をクリックすることで、登録されている単語の削除ができます。

④単語を検索する

1. 「①辞書画面を表示する」の手順3まで進めます。

2. 「辞書編集」画面左上にある検索ボックスで登録されている単語の検索ができます。

また、検索ボックスの下にある「あ行」~「英数字、その他」をクリックすると、絞り込み表示ができます。

⑤辞書をエクスポートする

ユーザー辞書のデータをPCに保存します(エクスポート)。他人にユーザ辞書のデータを渡したいときに便利です。

【辞書をエクスポートする方法】
1.辞書編集画面の上にある「エクスポート」をクリックします。

2.「エクスポート」をクリックするとフォルダーが開かれます。任意の場所に保存してください。
3.ファイルの種類は変更せず、初期設定の「.plist」のまま保存してください。

⑥辞書をインポートする

既存のユーザ辞書に追加する形でアプリ内に選択した辞書を取り込みます(インポート)。

【辞書をインポートする方法】
1.辞書編集画面の上にある「インポート」をクリックします。

2.「インポート」をクリックするとフォルダーが開かれます。「.plist」のファイルを選択してください。

3.「インポート辞書」をクリックすると、インポートされたユーザ辞書の内容を確認できます。

⑦辞書をアップロードする

ユーザー辞書をサーバーへ送ります(アップロード)。
同じアカウントであれば他アプリ間での共有が可能です。

【辞書のアップロード方法】
1.辞書編集画面の左上にある「アップロード」をクリックします。

2. アップロードが成功すると、ポップアップが表示されます。
[閉じる]をタップすると画面が閉じます。

⑧辞書をダウンロードする

ユーザー辞書をサーバーから自分のPCにデータを取り込みます(ダウンロード)。
同じアカウントであれば他アプリ間での共有が可能です。

【辞書のダウンロード方法】
1.辞書編集画面の左上にある「ダウンロード」をクリックします。

2. アップロードが成功すると、ポップアップが表示されます。
[閉じる]をタップすると画面が閉じます。

3.「ダウンロード辞書」をクリックすると、ダウンロードされたユーザ辞書の内容を確認できます。

補足

アップロード、ダウンロード、エクスポート、インポートの違い

  • アップロード
    お使いのパソコンやスマートフォン内のデータを、インターネット上へ送信します。
  • ダウンロード
    インターネット上にあるデータを、お使いのパソコンやスマートフォンに保存します。
  • インポート
    外部で作成されたファイルを、アプリケーションやシステム内で利用できるよう取り込みます。
  • エクスポート
    アプリケーションやシステム内のデータを、外部で利用できる形式のファイルとして書きます。

辞書のアップロード/ダウンロードの例

例として、スマートフォンの「YYProbe」アプリからアップロードし、「YYデスクトップ字幕」でダウンロードします。

※YYProbe(iOS版/Android版)の「アップロード」や「ダウンロード」の方法は、下の青い太文字をクリックしてご確認ください。
・iOS版の辞書の使い方は こちら
・Android版の辞書の使い方は こちら

1.「YYProbe」から辞書をアップロードする

2.「YYデスクトップ字幕」でダウンロードする。
※最初から「YYデスクトップ字幕」に登録されている辞書データは消えません。

FAQ

Q. 名前が意図しない言葉に変換されてしまいます(例:「店頭売り場」→「テント売り場」)。このように「店頭売り場(てんとううりば)」が「テント売り場」など別の言葉に変換されることがあります。なぜですか?

A. 音声認識は、聞こえてきた音をそのまま文字にするのではなく、音の聞こえ方から複数の候補を作り、その中から「もっとも自然そうな言葉」を選んで文字にします。
そのため、発話の区切り方や話す速さによって単語の境目が曖昧になると、別の言葉として解釈されることがあります。

Q. 今回の例(「店頭売り場」→「テント売り場」)では、何が起きているのですか?

A. 「てんとう うりば」は、単語の境目に「う」が入る形です。この「う」は、話すスピードが速い/区切りが弱い/息継ぎが曖昧といった条件で、音がつながって弱く聞こえたり、抜けたように聞こえたりすることがあります。

その結果、機械側には「てんと”う”うりば」ではなく「てんと うりば」に近い音として入ってしまう場合があります。さらに「てんと」という音は、文脈によってはより一般的な語(例:「テント」など)に寄って解釈されるため、意図しない漢字へ変換されることがあります。

Q. これは「発音が悪い」ということですか?

A. 多くの場合、発音が悪いというよりも、人間の自然な話し方に含まれる「つながり」や「曖昧さ」が、音声認識にとって判断が難しい形になっていることが原因です。
特に名前や固有名詞は一般的な文章より候補が絞りにくいため、誤変換が起きやすい傾向があります。

Q. どうすれば誤変換を減らせますか?

A. 次の方法が効果的です。
• 少しだけ区切って話す
例:「てんとう|うりば」のように、境目でほんの少し間を入れる
• ゆっくり・はっきり言う(特に境目)
「う」が弱くならないよう意識する
• 辞書登録(固有名詞登録)を利用する
名前のように「必ずこの表記で出したい」言葉は、登録しておくと安定しやすくなります

Q. 辞書登録すると必ず直りますか?

A. 多くの場合で改善しますが、周囲の雑音や話し方によっては完全にゼロにできないこともあります。
それでも「名前・社名・専門用語」などは辞書登録による改善効果が大きいため、特におすすめです。