動作確認環境(記事作成時点)
- YYProbe iOS:Ver.7.0.9
- YYProbe Android:こちら
概要(目的)
音声認識精度を向上させるため、人名や、固有名詞を辞書データとして登録することができます。
辞書データの管理について解説します。
すでに登録している単語を編集したり、新規で単語を辞書に追加します。
※「辞書管理」機能をご利用いただくには、ログインが必要です。
操作手順
①辞書に単語を登録する
1. アプリを開きます。
2. 「会議の主催と参加」画面の右下にある「設定」をタップします。

3. 「設定」画面の左上にある「辞書管理」をタップします。
※「辞書管理」機能をご利用いただくには、ログインが必要です。

※辞書の登録・編集画面は立ち上がっている会議のメニュー画面にある辞書登録からも開くことができます。
(会議の設定メニューについてはこちらをご覧ください)
4. 表示された「辞書一覧」の右上にある「辞書編集」をタップします。

5.「ユーザー辞書2」の右上にある「辞書」をタップします。

6. 表示された「辞書の管理メニュー」の中にある「辞書追加」をタップします。

7. 単語・読み(発音)をそれぞれ入力し、「単語の新規登録」をタップして辞書に登録します。

②登録した単語を編集する
1. 「①辞書に単語を登録する」の手順5の画面まで進めます。
2. ユーザー辞書一覧のなかで編集したい単語をタップします。

3. 単語や読み・発音などを編集します。編集後、「単語の編集登録」をタップして辞書に登録します。

③単語ごとに適用有無を切り替える
1. 「①辞書に単語を登録する」の手順5の画面まで進めます。
2. 登録されている単語は右のボタンをオフにすると、適用辞書から一時的に外せます。

④登録した単語を削除する
1. 「①辞書に単語を登録する」の手順5の画面まで進めます。
2. 左スワイプで表示される「削除」をタップすると、削除できます。

⑤辞書データをファイルに出力する(エクスポート)
辞書データを他の方に共有したい場合はこちらの機能をご利用ください。
1. 「辞書管理」をタップして辞書の管理メニューを開きます。

2. 「辞書の管理メニュー」から「ユーザー辞書をファイルへ出力する」をタップします。

3. メニューが表示されますので、「メールで送信」や「ファイルに保存」などから、任意の方法を選んで操作を進めてください。

⑥ファイルから辞書を読み込む(インポート)
他の人から共有された辞書データを読み込みたい場合はこちらの機能をご利用ください。
1. 「辞書管理」をタップして辞書の管理メニューを開きます。

2. 「辞書の管理メニュー」から「ファイルから辞書を取り込む」をタップします。

3. フォルダが開かれますので、その中から .plist ファイルを選択します。該当するファイルをタップすると、自動で辞書データが読み込まれます。

⑦辞書をサーバーに保存(アップロード)
YYSystemのサーバーに辞書のデータを保存することができます。
1. 「辞書管理」をタップして辞書の管理メニューを開きます。

2. 「辞書の管理メニュー」から「ファイル辞書をサーバーへ退避する」をタップします。

3. アップロードに成功すると、以下の画像のようなメッセージが表示されます。

⑧サーバーに保存した辞書を取り込む(ダウンロード)
YYSystemのサーバーから辞書のデータを読み込むことができます。
1. 「辞書管理」をタップして辞書の管理メニューを開きます。

2. 「辞書の管理メニュー」から「ファイル辞書をサーバーから読み込む」をタップします。

3. ダウンロードに成功すると、以下の画像のようなメッセージが表示されます。

⑨キーボードから辞書登録をする
キーボード入力でも辞書登録が可能です。
キーボードで入力する際に辞書登録を行う場合は、以下の手順を踏む必要があります。
1. アプリを開きます。
2. 「会議の主催と参加」の画面で、「会議を始める」あるいは「開催中の会議一覧」をタップします。

3. 画面左下の「キーボード」アイコンをタップします。

4. キーボードの入力欄が表示されますので、
「[ 誤変換された単語 ] (半角スペース2文字分)[ 変換したい単語 ] 」
を入力します。

5. 単語を入力したら、「送信」をタップします。

6. 「【辞書】〇〇⇒〇〇」と表示されていれば成功です。

なお、この機能を利用するには設定メニューより「キーボードから辞書登録」が有効になっている必要があります。
1. 会議画面左上の歯車アイコンをタップします。

2. メニューが開かれますので、下にスクロールし、「キーボードから辞書登録」の項目を探します。

3. 「キーボードから辞書登録」で、「する」に変更します。

⑩辞書リクエストをする
YYProbe ( iOS ) の「辞書リクエスト」は、一般ユーザ・法人ユーザがある辞書登録をYYSystem全体に反映してほしいときにリクエストするものです。
1. 「①辞書に単語を登録する」の手順5の画面まで進めます。
2. 「ユーザー辞書」の画面右上にある「辞書」をタップします。

3. 「辞書の管理メニュー」の「辞書リクエスト」をタップします。

4. リクエストしたい単語を選択します。

5. リクエストしたい単語を選択しましたら、画面右上にある「辞書リクエスト」をタップします。

6. 辞書リクエストの確認メッセージが表示されますので、「OK」をタップします。

7. 辞書リクエスト一覧を確認したい場合は、「辞書管理メニュー」の「辞書リクエスト一覧」をタップします。

8. 「辞書リクエスト一覧」が表示されますので、リクエストした単語が採用されたかどうか確認できます。

補足:
登録する単語の読み・発音について
「全角ひらがな」で単語の読みを登録します。
(例) 単語:生技 読み:せいぎ
漢字や記号でも設定できます(該当文字で置換します)。
(例) 単語:瓦 読み:河原
→「河原」というワードを「瓦」に置き換えます。
読みは、複数指定できます。
(例1) 単語:顔 読み:かお、がお
(例2) 単語:瓦 読み:カワラ、河原、川原
辞書登録の例(YY文字起こしでの登録例)
YY文字起こしでは、辞書登録の「読み」に置換対象(誤変換されやすい表記)も登録できます。
そのため、正しい読みだけでなく、誤変換されがちな候補も一緒に登録しておくと安定します。
• 単語:店頭売り場
• 読み:てんとううりば、テント売り場
※読みはカンマ区切りで複数登録できます。
このように登録しておくと、認識結果が「テント売り場」になってしまった場合でも、辞書の置換によって「店頭売り場」に変換されやすくなります。
アップロード、ダウンロード、エクスポート、インポートの違い
- アップロード:
お使いのパソコンやスマートフォン内のデータを、インターネット上へ送信します。 - ダウンロード:
インターネット上にあるデータを、お使いのパソコンやスマートフォンに保存します。 - インポート:
外部で作成されたファイルを、アプリケーションやシステム内で利用できるよう取り込みます。 - エクスポート:
アプリケーションやシステム内のデータを、外部で利用できる形式のファイルとして書きます。

辞書のアップロード/ダウンロードの例①
機種変更で、古い端末で利用していたYYProbeアプリの辞書データを移行することができます。
旧端末でアップロード、新端末でダウンロードという手順を踏むことで移行が可能です。
※アカウントを作成し、新端末、旧端末両方でログインする必要があります。

辞書のアップロード/ダウンロードの例②
例として、スマートフォンの「YYProbe」アプリからアップロードし、「YYデスクトップ字幕」でダウンロードします。
※YYProbe(iOS版/Android版)の「アップロード」や「ダウンロード」の方法は、下の青い太文字をクリックしてご確認ください。
・iOS版の辞書の使い方は こちら
・Android版の辞書の使い方は こちら
1.「YYProbe」から辞書をアップロードする

2.「YYデスクトップ字幕」でダウンロードする。
※最初から「YYデスクトップ字幕」に登録されている辞書データは消えません。

FAQ
Q. 名前が意図しない言葉に変換されてしまいます(例:「店頭売り場」→「テント売り場」)。このように「店頭売り場(てんとううりば)」が「テント売り場」など別の言葉に変換されることがあります。なぜですか?
A. 音声認識は、聞こえてきた音をそのまま文字にするのではなく、音の聞こえ方から複数の候補を作り、その中から「もっとも自然そうな言葉」を選んで文字にします。
そのため、発話の区切り方や話す速さによって単語の境目が曖昧になると、別の言葉として解釈されることがあります。
Q. 今回の例(「店頭売り場」→「テント売り場」)では、何が起きているのですか?
A. 「てんとう うりば」は、単語の境目に「う」が入る形です。この「う」は、話すスピードが速い/区切りが弱い/息継ぎが曖昧といった条件で、音がつながって弱く聞こえたり、抜けたように聞こえたりすることがあります。
その結果、機械側には「てんと”う”うりば」ではなく「てんと うりば」に近い音として入ってしまう場合があります。さらに「てんと」という音は、文脈によってはより一般的な語(例:「テント」など)に寄って解釈されるため、意図しない漢字へ変換されることがあります。
Q. これは「発音が悪い」ということですか?
A. 多くの場合、発音が悪いというよりも、人間の自然な話し方に含まれる「つながり」や「曖昧さ」が、音声認識にとって判断が難しい形になっていることが原因です。
特に名前や固有名詞は一般的な文章より候補が絞りにくいため、誤変換が起きやすい傾向があります。
Q. どうすれば誤変換を減らせますか?
A. 次の方法が効果的です。
• 少しだけ区切って話す
例:「てんとう|うりば」のように、境目でほんの少し間を入れる
• ゆっくり・はっきり言う(特に境目)
「う」が弱くならないよう意識する
• 辞書登録(固有名詞登録)を利用する
名前のように「必ずこの表記で出したい」言葉は、登録しておくと安定しやすくなります
Q. 辞書登録すると必ず直りますか?
A. 多くの場合で改善しますが、周囲の雑音や話し方によっては完全にゼロにできないこともあります。
それでも「名前・社名・専門用語」などは辞書登録による改善効果が大きいため、特におすすめです。
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